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言葉遣いで気を付けなければいけない点 5選

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社会人には『ビジネスマナー』というものがあります。

最近よく見かけるようになった『出社時の服装自由』といった会社でも、
『オフィスカジュアル』と言ったマナーが存在します。
※自由とは言え、何でもいいと言うわけではない会社がほとんどです。

そして、ビジネスマナーで最初に立ちはだかる壁が『言葉遣い』ではないでしょうか。
今回のコラムでは、そんなRustやCより遥かに難解と言われる言語『敬語』について、間違って使用されることが起こりやすい5つを選びました。

その① 『了解しました』の適切な使い方

『了解しました』という表現は、多くの人が日常的に使っていますが、ビジネスシーンでは注意が必要です。

これはアニメとかでよく上官に対して言っているから、目上の人に使う言葉だって勘違いしていたよ!

『了解』という言葉にはね、『理解した』と言う意味のほかに『事情を思いやって納得する』とか『のみこむこと』という意味があるんだよ。

じゃあ上司に仕事を頼まれた時、了解しましたって返事をすると…

仕事なんかやりたくねぇけど上司の事情を思いやってやりますって返事したともとらえられるわねwww

ええええええっ!

上司や取引先に対しては、『承知しました』や『かしこまりました』といった表現を使いましょう。
これにより、相手に対する尊重の気持ちを適切に伝えることができます。

勘違いでいうと『おつとめご苦労様です!』って言うのも誤った表現だよ。

あのアウトレイジな人たちが使っている言葉だね。これも目上の人に使う言葉だと勘違いしていたよ!

立場が上の人から、下の人に向かってのみ使える言葉なんだよ。

言葉にも一方通行があるんだね…。

『ご苦労様です』の意味は、他者を敬い、その人の『苦労』をいう語です。
他人に仕事を依頼したときなどに、その苦労をねぎらって使う言葉ですが、多くの辞書には同輩以下の者に対して用いると記してある通り、『上の者から下の者へ』掛ける言葉です。

その② 『すみません』のビジネスでの使い方

『すみません』という言葉は、日常会話でよく使われますが、ビジネスシーンでは『申し訳ございません』や『大変失礼を致しました』といったより丁寧な表現が適切です。
これにより、相手に対する真摯な謝罪の意を伝えることができ、プロフェッショナルな印象を与えます。

『すみません』って丁寧な謝罪の言葉じゃないの?

もちろんそうなんだけどね。謝罪や感謝以外にもさまざまなニュアンスで使える便利な表現だから注意が必要なんだよ。

『すみません』は、漢字で『済みません』と表し、『済む(動詞)』+『ます(助動詞)』+『ぬ(助動詞)』で構成される表現です。
『物事が解決する』という意味の否定形で、『謝らなければことが済まない』という状況を表す言葉です。

ってことは、何かミスをしたときに『すみません』と謝罪をしたら…

謝らないと済まない状況だから、とりあえず発した言葉www

ええええええっ!

すみませんには、以下の使用方法があります。

●謝罪:「ご迷惑をおかけして、すみません」
●感謝:「手伝っていただき、すみません」
●依頼:「すみませんが、書類の作成を手伝っていただけますか」

ビジネスシーンでは以下のように変換して使用しましょう。

●謝罪:「ご迷惑をおかけして、申しわけございません」
●感謝:「手伝っていただき、ありがとうございます」
●依頼:「恐れ入りますが、書類の作成を手伝っていただけますか」

その③ 『〇〇してください』の丁寧な依頼方法

何かを依頼する際に『〇〇してください』という表現は、命令形と受け取られることがあります。
より丁寧に依頼するには、『〇〇していただけますか』という疑問形を用いると良いでしょう。
また、『お手数ですが…』や『差し支えなければ…』といった表現を加えることで、依頼の表現をさらに柔らかくすることができます。

これはなんとなくわかるよ!

じゃあ解説してみて。

メールとかの、言い方が伝わらない状況だと、命令しているような強い言葉だと受け取られる恐れがあるんだよね?

正解。だから頭に何か言葉を足すといいんだよ。

さっきの『すみません』系のやつだね!『恐れ入りますが』とかを足せばいいんだね!

すみません系のやつwww

ビジネスでは会話が円滑に進行することを念頭に置かなければいけません。
『お手数ですが…』や『差し支えなければ…』といった表現を加えることで、依頼の表現をさらに柔らかくすることができます。

緊急じゃないときの『お手透きの際に』は、使っていい言葉なの?

もちろん使っていいけど…

けど?

そのまま忘れ去られる可能性もあるよ。

ええええええっ!

その④ 『よろしかったでしょうか』の正しい使い方

『よろしかったでしょうか』という過去形の疑問は、場合によっては相手に対する押し付けと受け取られることがあります。
確認を求める際は、『よろしいでしょうか』と現在形を用いることが適切です。
これにより、相手に対する敬意を保ちつつ、必要な確認を行うことができます。

これはファストフード店で聞かれるイメージがある言葉だね。

あるある。マニュアルにそんな言葉は書いていないらしいけどねwww

突然、自然発生した謎の接客用語。都市伝説みたいだね。

〇〇円、ちょうどお預かりします!とかね。ちょうどなのに、お預かりってwww

『ちょうどお預かりします』と言われた店舗には、後日回収に行くといいんだね!先日〇〇円預けたものですがーって。

やめなさい。

おそらく営業妨害か、迷惑防止条例違反で警察を呼ばれる展開が安易に想像されます。
お勧めは致しませんが、その店員の言葉遣いは生涯正されることでしょう。

その⑤ 『させていただきます』の適切な使用

『させていただきます』という表現は、一見丁寧に聞こえますが、実は『二重敬語』として避けるべきです。

二重敬語って何?

一つの語に同じ種類の敬語を二重に使ったものを『二重敬語』と言うんだよ。
一般に適切ではない表現とされているよ。

ビジネスシーンに限らす、二重敬語はマナー違反と思われる可能性が高いです。
より簡潔かつ丁寧に伝えるためには、『拝見いたします』や『お召し上がりください』といったシンプルな敬語を使うことが望ましいです。
これにより、言葉が冗長になることを避け、相手に対する敬意を適切に表現することができます。

イデアルアーキテクツの雰囲気は…

イデアルアーキテクツは、ビジネスマナーについて厳しいの?

全くそんなことはないよ。つい先日も新入社員がゼネラルマネージャーに『じっちゃけ』とか言ってたわ。

じっちゃけ…なにそれ?ぶっちゃけの言い間違い?

『じっちゃんの名にかけて』の略らしいよ。

どこにも浸透していない言葉を…ハートの強い新入社員だね。

ゼネラルマネージャーもそれ以降『じっちゃけ』という言葉を使っているらしいわwww

ええええええっ!

ただ、マナーは絶対に必要だよ。社外の人と同席することや、お客さんの前では絶対にね。

確かに!仲がいい会社と捉えられるか、マナーの最悪な会社と覚えられるかは相手次第だもんね!

イデアルアーキテクツでは、マナーに対する意識のある社員を募集中です!

じっちゃけ募集中です!

ビジネスマナーとは社会人が働く上で必要とされるマナーの総称です。

ビジネスマナーと一口にいっても内容は、挨拶をする、時間を守る…といった社会人の常識から、名刺交換、来客対応など多岐に渡ります。

ビジネスマナーは、『お互いに気持ち良く仕事をするための、相手に対する思いやり』が最も大切だと言えます。

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